ものづくりの現場から(34) 座り心地をつくる“感覚”

ものづくりの現場から


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【NO.34 座り心地をつくる“感覚”

  

ソファ選びの重要なポイント、それは座り心地。
 
体が、沈むようとか、包み込まれているようとか
 さまざまな表現法があるように、 
GRAVITAのソファも、座り心地はタイプによって異なります。

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座り心地をつくるものには
ウェビング(写真のように最下部に張り巡らすゴムベルト)や、
羽毛がありますが、最も重要なのは座面のウレタンです。

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GRAVITAのソファは主にイタリアの技術を継承しており、
長く使ってもへたらない高密度ウレタンを、
さまざまな密度や硬さのものを組み合わせて
ベストな選択をしています。 
 
そもそも、ウレタンは材料となる溶液を合わせ、発砲させてつくるもの。
もちろん、基準となる数値があり、その通りの工程を経るのですが、
触ってみると一つひとつ、ほんのわずかですが硬さが違います。
 
硬さの異なるものを一つのソファに使ってしまうと、
ソファの右と左で座り心地が違う、なんてことにも。
 
そこで、ウレタン加工の職人は、ウレタンを
片っ端から自分の手で触ったり押したり、実際に座ってみるなどして、
感触の近いものを探すのです。

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作るのが人なら、使うのも人。
このテクノロジーの発達した現代でも、
人の手ほど確かな道具はないという訳です。

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GRAVITA
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