ソファについてのいろいろ話(40)
ソファまわりの色々な事柄について見聞きしたこと、感じたことを綴ってまいります。
よろしくお付き合い下さい。
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第40回テーマ 「 開発は技術を磨くチャンス 」
GRAVITAの工場では昨年から新作の開発が続いています。
長くお取引のあるショップからの依頼で
デザイン画をもとにソファを制作することになったためです。
通常、GRAVITAのソファは
専属デザイナーが図面を起こし、そこには具体的な
コンセプトや仕様の明記が添えられます。
コンセプトや仕様の明記が添えられます。
工場は「どう作るか、形にするか」を、
製造のノウハウを活かし考えるのですが、
製造のノウハウを活かし考えるのですが、
今回は試作を繰り返しながら
デザインした人のイメージや要望が
きちんと反映できているか確認しながら制作していくという
難易度の高いオーダーです。
こんな時、工場ではすべての部署が集まって
ソファの輪郭をはっきり出して
シャープな印象にしたいという要望には
カバーの縫製方法を工夫することで対応。
座り心地を改善したいという要望には
ウェービングテープを貼る間隔やテンションを変更。
理想に近い座り心地に近づけました。
こうして完成に近づいている新しいソファ。
この製作で得た技術が、実はこまめに行っている
ソファの見えない部分の改良や、新作作りに役立っています。