ライターが綴るGRAVITA訪問日記(80)
ホームページ運営をお手伝いすることになった私、「はまこ」。
ソファや家具については素人の私が、GRAVITAを訪問し、
気になったこと、勉強になったこと、感動したことなどを記録していきます。
2016年2月24日
前回に引き続き、ちょっぴりアカデミックなお話です。
新しくなった構造サンプルで解説した
ソファの枠組みに隠された“一生もの”を謳う品質。
今回は、その次の工程。
背もたれや座面を中心に、
ソファ全体に貼りめぐらされる
ウレタンについてです。
GRAVITAのソファには、目指す座り心地に合わせて
数種類のウレタンが使い分けされています。
上の写真がその一部で、
書かれている数字が表すのが密度です。
もともと、ウレタンは原料を発砲させて作るので、
密度が高いもの、つまり目が詰まっているものの方が
へたりにくいのですが、
密度と固さが比例しないという
素人にはなかなか理解しがたい性質を持っています。
実験してみたところ、
上の写真では75kg/㎥と書かれた
ウレタンが一番密度が高く、
実際持ち上げるとずっしり重いのですが、
上から押さえてみると、
30kg/㎥のものより柔らかい印象です。
その他にも、しっとりとした手触りのものもあり、
奥深い世界。
とにかく、触ってみるのが一番分かりやすいと思います。
このように特徴のあるウレタンを組み合わせて、
座り心地と長く愛用できる品質を
両立させるのが職人の腕な訳です。
最近お目みえした
ソファ GRVAⅡ。
GRVAの特徴でもある広々とした座面を
ウレタンに替えたもので、
写真ではブラウンの座面がそれにあたります。
このソファ、ウレタンの良さや特徴を体感するのに最適です!
羽毛を使ったGRVAの座面(白系のファブリック部分)と
座り比べると、GRVAⅡの方が体の沈みこみが少なく、
ソファの上でお茶を飲んだり、本を読んだりと
いろいろな姿勢でくつろぎたい人には
合っているのではないかなと感じました。
羽毛のように空気を含ませて
形を整える必要がなく、メンテナンスの手間が少ないのも
大きな魅力ですね。
GRVAを検討中の皆様もこれからの人も
羽毛とウレタンの座り比べ、
自分の好みもわかって面白いですよ!
ぜひ、今週末GRAVITAで!!
はまこ。