ライターが綴るGRAVITA訪問日記(13)
ホームページ運営をお手伝いすることになった私、「はまこ」。
ソファや家具については素人の私が、GRAVITAを訪問し、
気になったこと、勉強になったこと、感動したことなどを記録していきます。
2014年6月13日
こんにちは!今日もソファ工場潜入編です。
なんだかかわいい箱をみつけました。
制帽をかぶった2人がおじさまの足と頭をそれぞれ持って
宙ずりにして運んでいます。
これ、何の箱だかわかりますか??
GRAVITAのソファやクッションに使うカバーファブリックは、イタリア製。
綿や麻、ヴィスコースといった自然素材を中心としたものです。
なかには、毛足の長いものや重さがかかると手触りが変化してしまうような
デリケートなものもあります。
それらのファブリックを輸送する時に活躍するのが、
この3人が描かれたボックス。
箱の側面をあけてもらうと…織りあがってくるくると円筒状に巻かれたファブリックの筒を
両端で支えるようなつくりで、
箱の中に吊るす形で生地を梱包できるスグレモノ。
生地のどこにも負担がかからないから、
織りあがったままの状態を損なうことなく、工場まで運ぶことができるのです。
箱に描かれた宙ずりになったおじさまは、ファブリック役という訳。
遠く海外から素材を取り寄せるには、いろんな気配りが必要なんですね。
一つのソファにも、海を越えて沢山の人が関わっているんだな、
と実感させられた“おじさまボックス”でした。
はまこ。