ライターが綴るGRAVITA訪問日記(15)

ライターのGRAVITA訪問日記

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ホームページ運営をお手伝いすることになった私、「はまこ」。
ソファや家具については素人の私が、GRAVITAを訪問し、
気になったこと、勉強になったこと、感動したことなどを記録していきます。

 
2014年6月24日
 
丁寧=単に細かい 部分まで作業をすること ではない。
 
例えば、洋服を作る時、スカートのすそをいくら細かい目で縫ったとしても、
本当の意味でそれは「丁寧な仕事」とはいえません。
 
うっかり裾を靴で踏んでしまってもほつれないように、とか
何度洗濯してもヨレないようにという
「思い」や「気遣い」が入ってはじめて、「丁寧」は生まれる。
 
そんな話を聞きました。
 
お話を聞きながら、ふと頭をよぎったのが、ソファ工場で見た光景。

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ちょっとわかりにくいかもしれませんが、
勢い余って開いても裂けたりしないように、
ファスナーの先端部分の先を糸で補強してあります。

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ソファの骨組みとなる木も、
1本1本角を丸く削る“面取り”がされています。
 
ソファが完成すればみえなくなる部分なのになぜ?
 
それは、次工程の素材がいたまないように、
そして、職人がけがをしないように
という配慮からのひと手間なんだとか。
 
 
使う人や周囲への配慮から生まれる仕事。
ソファ工場で見かけた光景は、「丁寧」といえるものだな、と
一人うなづく私でした。
 
 
                                            はまこ。