ソファについてのいろいろ話(56)

ソファについてのいろいろ話

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ソファまわりの色々な事柄について見聞きしたこと、

感じたことを綴ってまいります。

よろしくお付き合い下さい。

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 第56回テーマ 「 ソファの重さ 」

 

良いソファの見極め方の一つとして、

こんなことを聞いたことはありませんか?

 

“良いソファは重い”

“重いソファは高い”

 

これ、あながち間違いとはいえません。

 moti

 

木材やウレタン、ファブリックといった

ソファを構成する一つひとつの素材が

品質が良く、丈夫なものであるほど

完成品であるソファは重くなり、

価格もそれに見合ったものになります。

mokubu

 

GRAVITAのソファを例に挙げると、

あるソファの総量は約80キロ。

納品は男性2人がかりでやっと運べる重さです。

 

[SOFA]XやJといったモデルは、

フェザーだけでなんと13キロ。
feather+x

 

3人掛けの場合、

使用する生地は約12~13メートルにもなります。

太陽に透かして見るとよく分かりますが、

GRAVITAの天然ファブリックは

糸をたくさん使っていて

目がギュッと詰まっているので

一見薄手のものでも、ソファ1台分となると

こちらも結構な重さです。

 

ウレタンも密度の高いものを採用しています。

座面に使う分だけで、

市販の安価なソファが1台買えるほどの価値があるもの、

と言えば、その品質や重さを想像しやすいかもしれません。
urethane

 

価格については、GRAVITAの場合、

販売価格ありきでソファを作るのではなく、

使った素材の原価を積み上げて価格を決定しています。

とはいっても、もちろん狙いとする価格帯を見越して、

効率化や歩留まりの良さに最大限の努力を払い、

コストダウンに注力します。

 

各部署の職人はより良いソファを作ろうと

妥協なくいい素材を使います。

そして1センチ単位のオーダーに対応するため

既成の安価な部材を使わず

すべて1から手作業で作ります。

 

ソファの重さと価格は、品質を物語るもの。

 

なかには例外もあるかもしれませんが

目安の一つとして覚えておくといいかもしれません。

 

GRAVITAではいつでも

ソファの座り心地だけでなく

重さも試していただけますよ。

本当に重いので、

その際は一言お声掛けくださいね。

持ち上げる時のちょっとしたコツをお教えします。