ライターが綴るGRAVITA訪問日記(88)
ソファや家具については素人の私が、GRAVITAを訪問し、
気になったこと、勉強になったこと、感動したことなどを記録していきます。
2016年4 月15日
前回の訪問日記 でご紹介した、癒しのキャンドル。
その器を手がけている作家、吉村安司さんの
他の作品もGRAVITAに仲間入りしていました。
色も形もいろいろあります。
キャンドルの器と同じく、
石川県の土と井戸水などの自然水でつくったもの。
ところどころに入っている
割れ目が“味”です。
梨やぶどうが実ったあとの枝を
灰にし釉薬として使っているそうで、
一つひとつ趣が違います。
素焼きの皿は、土の状態によって
色合いが変わってくるそう。
そして、大きな魅力である、このなんともいえない形は、
画一的ではなく、いわば偶然に生まれたもの。
あまりに自然で自由。
それだけに、一見しただけでは、
作品と分からないかも・・・。
しかし、それも、作家の意図のような気がします。
ちなみに、左の画像の器、スタッフの間では、
「ナッツを盛って、一杯やりたい」
という話でもちきりだったそうです。
底の部分もこのように
ゴツゴツ味わいがあります。
食器としてはもちろん、草花や苔などを
飾っても素敵ですよ。
土と水、果樹をつかった釉薬。
この器は、自然のもので出来ているので、
草花もきっと心地よいことでしょう。
この作品、皆さんならどんな風に楽しみますか。
まずは、実際に手にとって
素敵なアイデア教えてください!