ギャッベができるまで⑤~⑧いよいよ完結編
こんにちは
雨の日はグッと気温が下がり、肌寒いですね。
寒暖差でお風邪などひきませんようご自愛ください。
GRAVITAでは「世界に1枚のギャッベ展」が好評開催中です。
いよいよ今日入れてあと、4日です!!
15日(日)までです。
フェアの詳しい内容はこちら
さて、3回に分けてお伝えしてきた『ギャッベができるまで』もいよいよ完結編となりました。
前回は、①羊毛を刈る&つむぐ
②草木染め
③手で織る
④インスピレーションでデザインする
までご紹介したので、「⑤バーナーで焼く&洗う」からです。
~ギャッベができるまで~
⑤バーナーで焼く&洗う
洗うほどに色が冴える草木染め
ギャッベの裏側を大型バーナーで焼き焦がして、無駄な毛を焼き切ります。
遊び毛も減り、裏側が硬くなり、さらに耐久性がアップします。
その後、大量の水を流しながらブラシで洗います。
上の写真のようにこれくらいの大量の水に浸されてもほぼ色落ちしません。
汚れが落ちて、さらにギャッベの美しさが増していきます。
⑥天日で自然乾燥
天日干しすることにより、色が落ち着きます
洗い終わったら、イランの乾燥した大地で天日干しし、自然乾燥します。
ギャッベの糸は何回も繰り返し、じっくり染められているので
太陽の光を浴びても色落ちがほぼありません。
また、洗って乾燥させることにより、色が落ち着き、
羊毛に含まれる油分もなじみ、
表面に滑らかさが増します。
⑦刈り込み
刈り込んで毛足を整える
自然乾燥した後、毛足が一定の長さになるように
電動のバリカンのような機械で刈り込みを行います。
織り込まれたギャッベの可愛い模様がくっきりと浮かび上がってきます。
ブラッシングをして、毛ほこりや遊び毛を取り除きます。
⑧仕上げ&完成
いよいよ最終工程!!
毛足を整えたあと、全体的なバランスをチェックしながら、
ゆがみを調整します。
フチがかりの補強や仕上げ作業、ぼんぼん付けなどを行って完成します。
これで夏はサラっと、冬はフカフカ暖かの「世界で1枚」の天然素材100%の
ギャッベの完成です!!
さて、フェア期間中はどんどんギャッベがお嫁に行っていますのでご紹介します。
こちらも色鮮やかな風景画のギャッベ。
こちらは水色のグラデーションがとてもきれいな風景画のギャッベ。
どちらも風景画ですが、全然色も趣も違います。
織子の見た風景なんでしょうか。
本当に世界に1枚の一点ものなので、
もうこちらと全く同じものには出会えません。
お客様のお家でお役に立てるようと思うと
やはり誇らしく、とっても嬉しく、本当にお嫁に出している気分です
店内には、ソファ前にひいたり、壁にも張りつけてあるで、
是非触って、座って質感をご体感下さいね。
心よりご来店お待ちしております。
GRAVITA